残念な親の特徴と勘違い|プログラミング・子供①

昨今、子どもへのIT教育の必要性を見聞きすることが多いですが、
それでもまだ「うちの子には早すぎる」「小学生にプログラミングは必要ない」
などと考えている保護者の方が多くいらっしゃいます。
しかし、IT教育は早急にやらなければ、取り返しのつかないことになりかねません。

自分が子どもの頃にIT教育を受けて育ってきたという親御さんは、あまりいらっしゃらないため、
IT教育を子どものうちから始めることに、違和感を持っていたり、いろいろな心配事を持っていたりします。
今回は親御さんの心配事に答えていきます。

目が悪くなることが心配

パソコンやタブレットを見過ぎると目が悪くなるのではないかという心配を持っている方がいます。
たしかに、ドライアイになって負担がかかるということは、事実としてあります。

例えば「目に負担がかかるから読書はやめなさい」という教育はしますか?
しませんよね。「目が悪くなっても良いからたくさんの本を読みなさい」という親のほうが多いのではないかと思います。
パソコンだから目が悪くなるというのは、理屈としては通らないのではないかと思います。
目のマッサージや目薬など、目のケアをしっかりとすれば問題ないでしょう。

トラブルに巻き込まれることが心配

ネット環境の中で、子どもたちがトラブルに巻き込まれるのではないかという心配の声があります。
例えば「交通事故に遭うから自動車に乗ることはやめよう」となりますか?
なりませんよね。だから、事故に遭わないように運転技術を磨いたり、
交通ルールを学んだり、危険察知をしたりして、気をつけながら運転しますよね。

そのように、まずネットに触れるときにも、しっかりとした勉強をすることが必要だし、
ある程度スキルを身につけてから始めることがすごく大事だと思います。
だから、親や民間企業、学校でも、しっかりと教育をしないといけないと思います。

何を見ているか分からないことがこわい

子どもたちの将来において、スマホもタブレットもネットも、これから生きていく上で絶対に必要ですよね。
正しい使い方や危険性を教えてあげた上で使わせれば良いんです。
心配なときはペアレンタルコントロールで制限をかけましょう。
あとは、子どものリテラシー教育をしっかりと行い、危険性を教えておきましょう。