小学生からタイピングを勉強する5つのメリット|パソコンのキーボード打ち①

今回は、子どもがタイピングをマスターすることによって得られる5つの効果についてのお話です。
今回は5つのうち2つを紹介します。

なぜタッチタイピングが必要なのか

子どものうちに正しいタイピングを身に付けることは非常に大切です。
Nozomiでは、全ての子どもたちに、
キーボードを見ずにタイピングをする「タッチタイピング」をマスターさせてからプログラミングを指導するようにしています。

ただ、ほとんどのプログラミングスクールでは、タイピングを1から正しく指導することはあまりありません。
マイナビの調査によると「タッチタイピングが出来るビジネスマンは全体の37,0%」とかなり少ない割合になっています。

皆さんは、タイピングを過小評価していませんか?
タイピングのスピードが遅い人は作業速度だけではなく、思考力や集中力の面でも大きく損をしているんです。
子どもたちの20年後を見据えたときにも、タイピング力は必ず活きてきます。

①作業スピードが上がる

メールやレポートを入力する際に、タッチタイピングが出来る人と出来ない人とでは、4~5倍の入力速度の差が出ます。
ほとんどの文書が電子化されている現在において、その差は仕事の生産性に直結します。
これを数十年単位で考えるとものすごい差が出ますよね。

また、タイプスピードは速いがミスが多いという残念な人がいます。
これではタイムロスが発生し、作業スピードは上がりません。
タッチタイピングは、速く打てるだけではなく、
キーボードの配置に最適化したミスの少ない打ち方という特徴もあるため、タイプミスを減らすという点においても効果があります。

②健康面で良い

タッチタイピングはまっすぐ前を向くため姿勢が良くなります。
逆にタッチタイピングが出来ないと猫背になりやすく、腰に負担がかかります。
そして、下を見ることが多く、視線移動も多くなるため、首や肩に疲労が溜まりやすくなると実証されています。

タイプミスが減り、作業スピードが上がることにより、ストレスの軽減にも繋がります。
さらに、タイピングによる心地良い打刻音はASMR(アスマー)と呼ばれ、
自律感覚絶頂反応が起こり、脳が音による刺激を受け、ストレス軽減に繋がると研究で発表されています。