Scratch3.0 プログラミング講座 質問回答 小学生①

今回は、プログラミング学習に関して、よくある質問に回答します。
7個の質問のうち、今回は前半の4個の質問に回答します。

①何を勉強すれば良いか?
プログラミングというと、真っ黒の画面に暗号のような文字を打ち込んでいくイメージがあると思います。
そのような専門的なプログラミング言語を最初から学ぶよりも、
簡単にゲームや物語がつくれるビジュアルプログラミングツールがオススメです。
代表的なビジュアルプログラミングツールは「Scratch」です。
②「Scratch」とは?
「Scratch」とは、アメリカのマサチューセッツ工科大学で開発された、ビジュアルプログラミング言語です。
Scratchでは、ブロックを繋げていくだけでプログラミングをすることができます。
ブロックを組み替えるように順序を変えたり、新しいものを足したりできるので、プログラムを書き換えるのも簡単です。
アニメーション、プレゼンテーション、ストーリー、ゲームなど、自由自在につくり上げることができ、
作品を世界に公開できる場も用意されています。
③「Scratch」の特徴は?
カラフルなブロックを感覚的に操作できることです。
ブロックはそれぞれの機能が指示する種類ごとに色分けされています。
カラフルなブロックをドラッグ・アンド・ドロップの繰り返しによって、プログラミングを行います。
動き・見た目・音・フェン・制御・調べるといった機能がひと目で分かるので、
タイピングが苦手だったり、漢字の読めないお子さんであっても安心して使うことができます。
まるでブロック遊びをしているような感覚で、プログラミング学習をすることができます。
さらに、これらを無料で利用することができるのも大きな特徴だと思います。
④パソコンとタブレットどちらが良いのか?
これは、圧倒的にパソコンです。
Scratchは、タブレットでも動くんですけれども、操作性が難しくなってしまうので、あまりオススメできません。
また、パソコンを買うと、入力にタイピングを使うことになります。
タイピングは、パソコンに命令をする基本なので、
しっかりと子どものうちから身につけておく必要があるため、パソコンをオススメします。