共通テスト 情報Ⅰ対策 勉強法 2025年最新 今からでも間に合う

「もうバッチリ準備している」という方は少なく、今から始める方も多いのではないでしょうか。テストまで2ヶ月を切った今、「情報Ⅰは諦めよう」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、そうではありません! 今からでも間に合いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

情報Ⅰの4つの章について

情報Ⅰは4つの章から構成されています。多くの方は全体的に均等に問題が出題されると思っているかもしれませんが、実際にはそうではありません。これまでに公開されたサンプル問題を分析すると、出題には偏りがあります。

例えば、情報社会に関する第1章からの出題は全体の約10%、つまり10点程度。一方、第3章「コンピューターとプログラミング」と第4章「情報通信ネットワークとデータ活用」からの出題は、合計で70点近くに達します。

このことから、効率的に点数を取るには第3章と第4章に集中して学習することが重要です。

各章のポイント

  • 第1章: 情報社会と問題解決
    出題傾向は低め(平均10点程度)。
    重点事項: 知的財産権、個人情報保護法、SNSや生成AIの最新動向。
  • 第2章: コミュニケーションと情報デザイン
    出題頻度が高い: 2進数・16進数の変換、画像・音声のデジタル化。
    重要性がやや低い: 情報デザインの基本概念。
  • 第3章: コンピューターとプログラミング
    配点が大きい: 論理回路、プログラミング、シミュレーション。
    おすすめの学習方法: プログラム作成の流れや、基本的なアルゴリズムの理解。
  • 第4章: 情報通信ネットワークとデータ活用
    高配点分野: ネットワーク構成、データベース、オープンデータの活用。
    重点事項: TCP/IPプロトコル、データ収集と分析の方法。

効率的な学習方法

多くの受験生が「第1章から順番に勉強を始める」傾向がありますが、これは非効率です。歴史の勉強で縄文時代に時間をかけすぎて、戦国時代や明治時代がおろそかになるようなものです。

まずは第3章と第4章に取り組み、その後に第1章や第2章を補う形で進めるのがおすすめです。

「どこを重点的に学習するべきか」を知ることは、点数アップの鍵です。残り時間を有効に活用し、計画的に学習を進めましょう。

「諦めたらそこで試合終了です!」今からでも遅くはありません。ぜひ、最も効率の良い方法で点数を伸ばしてください。応援しています!