電子工作はやっぱり楽しい!①

今回のなかのりブログは、8月20日に行われた夏期特別講座の感想をお伝えします。
コロナ前は毎年夏期講座をやっていましたが、今年の夏期講座は2、3年ぶりでした。
普段はスクラッチを使ってゲームを作っていますが、電子工作を作って夏休みの自由研究にしてしまおうという考えでやっています。

今回の夏期講座の概要と感想

今回は、メーターと温度センサーや光センサーを組み合わせて、光の量によってメーターが動いたり、温度によってメーターが動いたり、そのような課題で電子工作をしました。
結果から言うと、本当に大成功でした。
僕たちの成功の定義は「子どもたち、保護者の皆さんに楽しんで帰ってもらうこと」です。
これは最大目標です。
皆さんが喜んで楽しんで嬉しそうに帰ってくれたので、そういった意味では大成功だったと思っています。

子どもたちに、折り紙、色鉛筆、マスキングテープなどを持ってきてもらい、メーターを装飾してもらいました。
例えば、折り紙で小さい紙飛行機や折り鶴をつくって貼ったり、マスキングテープできれいに装飾したりしていました。
僕らが想像していた以上にデザイン性の高い作品が多かったと思います。

準備が大変!

皆さんの大切なお金と時間を頂きますし、満足して帰っていただきたいという思いから、僕たちの準備が本当に大変でした。
タイムスケジュール通りにしっかりと進めて、皆さんに楽しんでもらうためには、準備にめちゃくちゃ時間がかかるんです。

メーターの中の構造、穴の位置、メーターの模様なども、いくつも作ってシミュレーションしました。
どのような手順で作ると良いか、プログラムのやり方など、いろいろと考察して、試作品を5個くらい作りました。
そこで動く人件費やプレゼン資料作成などを考えると、はっきり言って大赤字です。

しかし、長期休みは、コミュニケーションの場を作るべきだと考えています。
この機会を使って保護者の皆さんに「子どもたちがどのくらい成長しているのか知ってもらう」「子どもたちと一緒に何か一つのものを作り上げてもらう」という目的もあります。
だから、赤字になっても毎年やるべきだと考えています。