【元凶】後編:子どもが生活習慣病になる危険な食べ物・飲み物【解説動画】②
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【元凶】後編:子どもが生活習慣病になる危険な食べ物・飲み物【解説動画】②
前回に引き続き、子どもの生活習慣病にまるわる「糖」についてのお話です。
果糖ぶどう糖液糖について
普通の砂糖は固体なので、まずは液化する必要がありますが、果糖ぶどう糖液糖は最初から液体のため、ダイレクトに血中にいきます。
インスリンにとっては「超奇襲」なんです。体にすごく悪いです。
清涼飲料水には果糖ぶどう糖液糖が使われているので、絶対に飲ませてはいけません。
果実と果糖ぶどう糖液糖の違い
りんご
- 果糖+食物繊維(ダイレクトに果糖のみではないため血糖値の上がり方が緩やか)
- 自然界に昔から存在する
- 食べても問題ない
りんごジュース
- 糖のみ(ミキサーを使うので食物繊維がなくなる)
- 体なので吸収が速い
- 臓でしか代謝できない(肝臓に蓄えられず直で脂肪にいく)
これを考えるとフルーツジュースや野菜ジュースは果糖が含まれている可能性が高いため、毎朝飲むことは体に良くないんです。
合成甘味料の飲み物について
合成甘味料は甘いですが、糖ではありません。
体に吸収されず、そのまま排出されます。
飲んだときに脳が「あっ、甘いな」と幸福感を味わいますが、糖として分解されずに排出されるため、幸福感のみを味わってカロリーが抑えられるから太らないということです。
実際はどうなのでしょうか。
例えば、合成甘味料を使ったコーラを摂取します。
脳は「甘いぞ。糖だ。糖を分解せよ!」と膵臓に命令します。
そうすると膵臓は準備をします。
でも、いつまで経っても糖はきません。
つまり、糖を摂取したと脳が勘違いして、命令を誤発信してしまうんです。
だから、次に糖を摂取したときに脳が「糖を分解せよ!」と命令をしても、膵臓は「また糖じゃないんでしょ?」と思うそうです。
合成甘味料を摂取することにより、膵臓が怠けます。
インスリンが機能しなくなり、糖が分解できず、血糖値が爆上がりしてしまうということです。
これが糖尿病の原因となってしまいます。
糖質中毒や糖尿病のこわさが伝わったでしょうか。
子どもの将来を考えるなら、甘い清涼飲料水やフルーツジュースはやめたほうが良いでしょう。