考える力は家庭でも伸ばせる!超簡単な3つの方法②

今回は、世界経済フォーラムで発表された、2020年に必要なスキルランキング2位の「思考力」について
「なぜ思考力が必要なのか、重要なのか」を3つに分けてお話しします。

①新大学入試に対応

2021年からはじまる新大学入試においては、思考力・判断力・表現力を重視する問題が出てきます。
最近は、中学入試においても適性検査型試験というものが導入されています。
今までのような国語・算数・理科・社会ではありません。
どのような適性を持っているかということで、思考力が問われる問題がかなり増えています。

単に暗記や解法パターンで覚えて良い点数をとるような、
今までの入試のやり方では将来の力に直結しないということで、大学入試においても思考力が求められています。

②仕事の成果に直結

仕事において思考力は無類の強さを発揮します。
社内のプレゼン、お客さんへのプレゼン、問題対応など、様々な場面で思考力が求められます。
そのようなときに役立つということです。

私がプログラミングをはじめたのは20歳頃ですが、毎日のように仕事でプログラミングをしていたら、
少しずつ自分の思考力が上がっていることを実感しました。
何か資料をつくるときにも、すごくまとめやすくなりました。
そのようなことからも、仕事には思考力が必要だということが分かります。

③創造と解決に不可欠

世界経済フォーラムで発表された、2020年に必要なスキルランキングで「1位 問題解決力」「3位 創造力」でした。
問題解決をするときにも、創造をするときにも、思考力は不可欠です。
つまり、創造力・問題解決力に直結する力、相関する力が思考力です。

何か新しいものをつくるときも、情報を整理してまとめてパッケージ化するときも、問題の原因をまとめて解決策を考えるときも思考力は必要です。
逆に言うと、思考力がないと、創造と解決もできないということです。
だから、思考力は一番重要な力だと思います。

思考力は先天的な能力ではなく、後天的に誰でも身に付けることができる能力です。
しかし、一朝一夕に身に付くものではないので、ちゃんとした修学が必要です。
大人になってからも身に付けることはできますが、子どものうちから思考力をつけていくことが大事です。