【情報Ⅰ#1】IT用語の基本「情報」とは|高校情報1・大学入学共通テスト対策【用語解説・プログラミング】②

前回に引き続き、今回のIT用語は「情報」です。

どのように情報を手に入れるのか

前回、情報とは「誰かの行動を変える価値のある知識」だとお話ししました。
人々は、その情報をどのように手に入れるのでしょうか。

例えば、キングダムでは連絡役の人が馬に乗ってきて「今、こっちはまずいらしいぞ」「うちはこういう作戦でいくぞ」と戦況を伝えにきました。
鬼滅の世界では、鎹鴉(かすがいがらす)が飛んできて、しゃべって情報を伝えていました。
実在はしませんが、アニメの世界では、このように情報を伝えていました。

現代では、どのように情報を伝えているのでしょうか。
例えば、LINE、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなど、そのようなものを通じて情報を手に入れていますよね。
このようなツールには、すべてITが絡んでいます。
つまり、現代は、ITツールを通じて様々な情報を得ているということです。

ITとは?

そもそもITとは何の略なのでしょうか。
ITのIをインターネットだと思っている人も多いのではないでしょうか。
ITは「Information Technology」の略です。
これを訳すと「情報技術」です。

つまり、情報を伝達するための技術として、LINEやSNSやYouTubeなどがあるということです。
このようなITツールは、毎日のように使っている方も多く、なくてはならないツールだと思います。

将来に生きる能力を培う情報科目

ITツールを使った情報伝達は、皆さんが友達同士でする情報伝達だけではありません。
ビジネス社会では、このようなITツールを活用して、ビジネスに生かしている会社のみが、今、成功をしているんです。

今の子どもたちが、今だけではなく、実社会に出たときに実用できる能力を培うことを目的として、この情報という科目があるんです。
このような情報技術の根幹を支えるコンピュータ、インターネット、プログラミングなどの技術を、情報科目を通じてしっかりと学んでいくことが大事です。