【情報Ⅰ#7】コンセプトマップ、ロジックツリー、座標軸、マトリクス表の使い方解説|高校授業_情報1・大学入学共通テスト【用語解説・プログラミング】②

前回に引き続き、今回のIT用語は「図表整理」です。
具体的には「コンセプトマップ」「ロジックツリー」「座標軸」「マトリクス表」です。
今回は「座標軸」「マトリクス表」についてお話をします。

図表整理のツール「座標軸」

例「ダイエット方法」

縦横の2軸をつくります。
上が「効果が高い」下が「効果が低い」右が「価格が高い」左が「価格が低い」です。
ダイエット方法を上げて、それが座標軸のどの位置に当たるのかを考えます。

  • 筋トレは家でもできるし器具もいらない「価格が低い」「効果が高い」
  • ウォーキングは歩くだけ「価格が低い」「効果が高い」
  • 食事制限は食べる量が減る「価格が低い」「効果が高い」
  • 個人トレーナーを雇う「価格が高い」「効果が高い」
  • ライザップ「価格が高い」「効果が高い」(個人トレーナーよりは安く済みそう)
  • 貼るだけで痩せるもの「価格が高い」「効果が低い(かも?)」
  • エステ「価格が高い」「効果が低い(かも?)」
  • レコーディングダイエットは書くだけ「価格が低い」「効果が高い」
  • サプリ「価格が低い」「効果が低い(かも?)」
  • 普通のジム、価格も効果もジムによるので位置づけが難しい

座標軸の中にそれぞれのダイエット方法を位置づけていくことによって、価格や効果に合わせて比較しやすくなります。

図表整理のツール「マトリクス表」

例「SNSにどのような違いがあるのか」

「Facebook」「Twitter」「Instagram」を比較します。「月刊利用者数」「利用者の主な年代」「性別」「特徴」「向いている使い方」など、それぞれ項目ごとに表にまとめます。
ただ単に文章にするのではなく、図表にまとめることで、説明がしやすくなります。

◆図表整理のポイント◆

  • ツール名は覚えなくて良いので使い方を覚えましょう。
  • 難しく考えず、まずはやってみましょう。
  • 使いやすいそうなものから使ってみましょう。

まずは学校の授業の内容を図表整理してみましょう。
前回から4つの図表整理について説明しましたが、そのどれかを使ってA3用紙1枚にまとめてみると復習ができ、記憶に定着しやすいです。
将来的にも役立つスキルになるのでぜひやってみましょう。