【情報Ⅰ#4】IT用語「ブレーンストーミング」とは|高校授業_情報1・大学入学共通テスト対策【用語解説・プログラミング】②

前回に引き続き、今回のIT用語は「ブレーンストーミング」です。

ブレーンストーミングのルール

① 自由に発言

ブレーンストーミングでは自由な発想で思いつきでも良いから意見を出し合うことが大事です。
詳しくは前回の記事を読んでください。

② 質より量

問題解決のためには質より量が大事です。
詳しくは前回の記事を読んでください。

③ のっかりOK

例えば、回転寿司の商品開発をイメージしてください。
ある人が「ケーキを出したらどう?」と言ったときに「ケーキだったらコーヒーも出してあげたらいいよね」と、他の人の意見に乗っかること。
これもOKだということです。
自分からアイディアは出なくても、他の人のアイディアにプラスをするということが得意な人もいます。

④ 批判禁止

これは一番重要です。
また、回転寿司の商品開発をイメージしてください。
まだ、お寿司以外のものを出していないとします。
ある人が「私はケーキを出してあげると良いと思います」と言った瞬間に「寿司を食べにきている人がケーキなんて食べないでしょ」「寿司職人にケーキなんてつくれるわけがないでしょ」など、否定的な意見を言ってしまうと、そこからは自由な発言も、発言の量も、出なくなってしまいます。
特に、社長や部長などの偉い人がその場で否定してしまうと、意見が一気に出てこなくなります。
立場が上の人ほど、批判をしてはいけないということです。

「それってどうなの?」という意見が出ることもあると思います。

ただ、ブレーンストーミングの場ではその意見も入れておいて、あとから「これは、このような理由からやめておこうか」と削れば良いでしょう。
ブレーンストーミングの中では、自由に意見を出させることが大事だということを押さえておいてください。
そのような雰囲気をつくることも非常に重要なことです。