【情報Ⅰ#97】グラフとは?Excelでのグラフの作り方も解説!|情報1の授業動画【高校・共通テスト対策】
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【情報Ⅰ#97】グラフとは?Excelでのグラフの作り方も解説!|情報1の授業動画【高校・共通テスト対策】
- これまで、情報デザインに関するお話をしてきましたね。 情報デザインとは、「必要な情報が効果的に受け手に届くように、情報をわかりやすく整理する手段のこと」と定義されています。 その中で、アクセシビリティやユーザビリティ、UIといった情報デザインの用語を中心にお伝えしてきました。
今回は、情報を分かりやすく整理する手段の1つである「グラフ」についてお話しします。
①グラフとは
- グラフは、さまざまなデータを視覚的にわかりやすくしてくれる表現方法で、言葉や数字だけではわかりにくいアイデアや情報を、的確に伝えることができます。
例えば、ぐらみん君の好感度は2018年は95%、2019年は60%、2020年は40%、2021年は20%、2022年は10%と伝えるよりも、グラフにして表現するだけで、だだ下がり具合も一目瞭然。 - 例えに悪意しか感じない。
- 昔は、資料でグラフを作るのは大変な作業でしたが、今ではExcelのようなソフトを使うことで、ビジネスでも学習でも、簡単にグラフ化できるようになり、目にする機会も多くなりました。 一方で、Excelで作成できるグラフも多種多様で、どのように使い分けをしたら良いかが非常に難しいです。 そこで今回は、代表的なグラフの種類や利用シーン、使い分けについてをサンプルとともに紹介します。
②グラフの種類
・折れ線グラフ
折れ線グラフは、時間的な変化を表現するのに適しています。
例えば、株価や気温などのデータを可視化するのによく使われます。
折れ線グラフは時間的な変化をみるのに適しているため、年や月、曜日、時間などが横軸になっていることが一般的です。
・棒グラフ
棒グラフは、縦軸にデータ量、横軸に比較したいものを並べ、棒の高さでデータの大小を表したい時に適しています。 棒グラフで見ると、他の項目と比べて突出して高いデータや、あるいは同じ程度であるかなどの、大小の比較が視覚的に把握しやすくなります。
・円グラフ
円グラフは、全体をパーセンテージで表現するのに適しています。 円グラフで見ると、ある項目に占める内訳や構成比を直感的に知ることが可能となります。
・積上げ棒グラフ
棒グラフと円グラフを組み合わせたグラフが、積上げ棒グラフとなります。 こちらの例は、東北地方の各県の人口及び年代別の人口比を表現した積上げ棒グラフとなります。
同様の表現を円グラフで行う場合、比較したい都道府県の数だけグラフを用意することになり、視認性を損ねてしまいます。 積み上げ棒グラフを使うことで、1つのグラフにまとめることができ、かつ都道府県ごとの人口といった全体量の比較もしやすくなります。
・散布図
散布図は、2つの項目値の関係を表現するのに適しています。
散布図を見ると、相関関係がよく分かるかと思います。
・レーダーチャート
レーダーチャートは、複数の指標を1つのグラフにまとめることにより、全体の傾向を掴むためのグラフです。レーダーチャートの形状で、全体量や、強みや弱みが一目で分かるのが特徴です。
折れ線グラフは、時間的な変化を表現するのに適しています。
例えば、株価や気温などのデータを可視化するのによく使われます。
折れ線グラフは時間的な変化をみるのに適しているため、年や月、曜日、時間などが横軸になっていることが一般的です。
・棒グラフ
棒グラフは、縦軸にデータ量、横軸に比較したいものを並べ、棒の高さでデータの大小を表したい時に適しています。 棒グラフで見ると、他の項目と比べて突出して高いデータや、あるいは同じ程度であるかなどの、大小の比較が視覚的に把握しやすくなります。
・円グラフ
円グラフは、全体をパーセンテージで表現するのに適しています。 円グラフで見ると、ある項目に占める内訳や構成比を直感的に知ることが可能となります。
・積上げ棒グラフ
棒グラフと円グラフを組み合わせたグラフが、積上げ棒グラフとなります。 こちらの例は、東北地方の各県の人口及び年代別の人口比を表現した積上げ棒グラフとなります。
同様の表現を円グラフで行う場合、比較したい都道府県の数だけグラフを用意することになり、視認性を損ねてしまいます。 積み上げ棒グラフを使うことで、1つのグラフにまとめることができ、かつ都道府県ごとの人口といった全体量の比較もしやすくなります。
・散布図
散布図は、2つの項目値の関係を表現するのに適しています。
散布図を見ると、相関関係がよく分かるかと思います。
・レーダーチャート
レーダーチャートは、複数の指標を1つのグラフにまとめることにより、全体の傾向を掴むためのグラフです。レーダーチャートの形状で、全体量や、強みや弱みが一目で分かるのが特徴です。
- 以上が、よく使われるグラフの種類とその使い分けです。ただし、グラフの種類によっては、データの性質によっては適切でない場合があります。そのため、データの性質や目的に合わせて適切なグラフを選択することが重要です。
③グラフの作り方
- 昔はこのようなグラフを作るのは非常に大変でしたが、今ではExcelなどの表計算ソフトを使うことで、簡単に様々なグラフを作ることが可能になりました。 実際に作ってみたので、動画をご覧ください。 各グラフの特徴や用途は、マトリクス表にまとめてあります。