学校の英語が死ぬほどつまらない理由【2021年最新版】
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学校の英語が死ぬほどつまらない理由【2021年最新版】
日本人が英語を話せない理由は「英語が嫌いだから」「英語を嫌いにさせられたから」です。
今回は「日本人はなぜ英語が嫌いなのか」をお話しします。
子どもの頃に英語が嫌いになった人は多い
私は高校で受験英語に遭遇しました。訳の分からない長文を訳すという宿題が毎週出ます。
そして、その内容のテストが月に1回はありました。
訳の分からない文章が100行くらいあると思ったらやる気が失せ、赤点を避ける最低限の勉強しかしていませんでした。
学生時代に英語が嫌いになったという人は多いのではないでしょうか。
文系でも理系でも英語は絶対に必須であり、大学に入るためには重要な科目です。
でも「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きにならないと勉強しません。
大学入試のための英語
英語4技能(読む・聞く・書く・話す)のうち、勉強をするならどれをやりたいですか?
おそらく、ほとんどの方が「話す」と答えるでしょう。
英語を上達させる近道は、話す勉強をたくさんすることです。
なぜ、日本の英語教育は「読む」「書く」ばかりなのでしょうか。
私の高校時代は「まず、読み書き。そのあとに会話」と言われ、読み書きや文法ばかりを勉強していたら高校を卒業してしまいました。
その理由はすべて大学入試の仕組みにあるからです。
大学入試では、一律に採点しなければなりません。
そうすると「話す」「聞く」よりも「読む」「書く」のほうが採点しやすいんです。
その結果「読む」「書く」に特化した試験が多くなり、偏っていったのです。
実際に大学入試で出た英語長文を外国人が読んでも「論文のようで訳が分からない」と言うそうです。
なぜそんなに難しい論文のような問題が出るのかというと、よく使うレベルの英語長文だと、
少し頭の良い高校生であれば、皆が100点を採れちゃうからです。
そうすると点数で差別化できなくなるため、難しい論文のような文章をひたすら勉強させるんです。
その結果、8割の子が英語に苦手意識を持つようになりました。
これは本当に日本のためなのでしょうか。
次回は、最新の英語の勉強の仕方についてお話をします。