【読書①】子どもが本を読む本当の理由【2021年最新版】①
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【読書①】子どもが本を読む本当の理由【2021年最新版】①
今の大人たちは、読書をする人が少なくなってきました。
しかし、これからの子どもたちは、読書をすることが、今の大人よりもとても大切になってきます。
それはなぜなのでしょうか。
今回は、今の大人の読書の目的についてのお話です。
大人が読書をする目的とは
皆さん、読書が大事だということは分かっていると思いますが、それでも習慣化して読書をしている人は少ないです。
文化庁が2019年10月に発表した『国語に関する世論調査』で社会人の読書について調査したところ、
1カ月で本を全く読まないという人は47,3%、5冊以上読むという人は6,4%だということが分かりました。
読書の重要性が分かっているにもかかわらず、なぜ読書をしないのでしょうか。
それは、今の大人は本を読まなくても、「成功」はできないが「生活」はできるからです。
2018年に国在庁が調査した『日本人の年収の割合』を調べた結果、
300万円以下の人が54,23%、1,000万円以上の人が4,95%でした。
成功の定義はいろいろありますが、成功の定義が「年収」だと考えた場合、年収と、読書の割合に相関があることが分かります。
つまり、今の大人にとっては、成功することが本を読む目的なんです。
AIに置き換わる仕事
今の子どもが大人になったときに、本を読まなければ成功どころか生活できない時代がきます。
時代が変わるということです。
AIの研究を行っているアメリカのオックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授は
「47%の仕事がAIに置き換わる」と述べています。
- 例①「レジ打ち」
- ユニクロ
- 商品の入ったカゴをセルフレジに置くだけでお会計ができる。
- AmazonGo(アメリカにある無人のコンビニ)
- 入店時にユーザー認証を行い、レジを通らずに自動精算できる。
- 例②「警備員」
- 高輪ゲートウェイ駅
- 警備ロボットが巡回していて、怪しい人や指名手配犯がいないかチェックしている。
- 例③「運転手」
- 自動運転技術が発達すると、タクシー運転手、トラック運転手、電車の運転士などの仕事がなくなる。
このようにAIの発達により、なくなる仕事があります。
AIにできない仕事を人間がやることになりますが、そのために必要な力を養うために、読書が大切なんです。
それについては、次の記事でお話しします。