学校から部活を無くさないと、日本の教育は破綻する|子育て・教育

私は、今のままなら部活はなくしたほうが良いと考えています。
今回は、その理由についてお話をします。

部活は先生の偽善の上で成り立っている

私は、中学・高校は野球部に所属していました。
特に高校時代の部活はすごく思い出に残っているし、その野球部時代があるからこそ今があると思えるくらい、つらい練習に耐えて精神的にも肉体的にも強くなったと実感しています。
しかし、私は、その部活をなくせと言っています。
その理由は……。
まずは、こちらの記事を紹介します。

『体罰から子どもを守るなら部活をなくす他ない』

「顧問の先生たちは、平日は授業などの基本業務があり、休日は部活動。
そして、その部活動の指導を無償でやっている。
この状態が続くと、体罰やハラスメントが起こり得る可能性が高くなる」と書いてあります。

たしかに、先生の偽善の上で成り立つ部活動はどうなのかなと思い、私は「部活はなくしたほうが良い」と思っています。

専門競技ではない先生が指導する部活

「良い先生に良い指導をしてほしい」というのが、親の本当の思いでしょう。
しかし、部活は、専門競技ではない先生が教えていることも多いです。

私が中学時代の野球部の顧問は、サッカーの専門でした。
野球部の顧問でありながら、サッカーのスパイクで野球のグラウンドに入ってくるような先生でした。
あとは、専門競技ではないため、無茶苦茶な練習方法をする先生もいました。

皆が幸せになれる解決方法とは?

部活をこのまま続けるのであれば、顧問の先生にもその分の対価を払うべきだと考えます。
土日に出るなら土日の給与を上乗せすることが絶対に必要です。
「そんなお金はどこから出るんだ?」という声があると思いますが、それなら部活をなくしてクラブチームをつくれば良いと思います。

仙台には、野球なら楽天イーグルス、サッカーならベガルタ仙台があります。
例えば、引退した方のセカンドキャリアとしてクラブチームをつくるとします。
プロの方に指導してもらえるなら、親御さんも入れたいなと思いますよね。
子どもに正しいスポーツの教育をさせたいのなら、1カ月1万円から1万5,000円くらいは親が負担するべきでしょう。

私は、これが皆が幸せになれる解決方法だと考えています。