【仮想通貨】ビットコインは危険!?実際の大事件。やさしく解説 #09 ①

ビットコインが誕生し、そのシステムが完成。正式に両替や売買もできるようになりました。
しだいに需要が増えて価値が上がり、ビットコイン専門の取引所まで完成。
順調に見えていた矢先に、とある事件が起こります。
今日はその事件についてお話をしますよ。

①マウントゴックス

ルークス
ビットコインは瞬く間に価値を高め、両替の仲介をする世界初の取引所ができました。
それを行ったのがマウントゴックスという会社。
マウントゴックスはMagic The Gathering Online eXchangeの略です。
ぐらみん
マジック:ザ・ギャザリングってどこかで聞いたことある!
ルークス
そう、これは世界初のトレーディングカードゲームの名前だ!
日本の子どもたちには、ポケモンカードやデュエル・マスターズの方が有名かもしれないけれど、
「もっともよく遊ばれているトレーディングカードゲーム」
としてギネス世界記録に認定されているトレーディングカードゲーム界の帝王、
それがマジック:ザ・ギャザリングですよ。
ルークス
このマジック:ザ・ギャザリングで使われるカードをインターネット上で交換するオンライントレードを行っていたのが、
マウントゴックスという会社なんだけれど…
「最近、仮想通貨ってのが流行っているらしいぜ!」
「どうやらインターネット上で仮想の通貨をドルと両替するらしいけど、それ仲介したら儲かるんじゃね?」
「インターネットでカードを交換するの俺ら得意じゃん。カードでも怪しい通貨でも同じような仕組みで交換できるしょ。」
と思い、世界初のビットコインの取引所を始めました。
ルークス
すると、今までビットコインが欲しかったけど、手続きが面倒くさくて両替出来なかった人たちが、わんさかと押し寄せました。
そして、2011年4月16日、TIME誌という世界でも有名な雑誌に
ビットコインが取り上げられたことをきっかけに、さらに価値をつけていきました。
ルークス
この頃、最高で1ビットコインのレートが約3500円くらいになったのです!