【2022年】大学入試にプログラミング!情報1の対策と勉強方法をわかりやすく解説【情報Ⅰ・用語解説・ITパスポート対応】①

2022年4月から高校で必修になる情報科目が、大学入試で導入されることが発表されています。
今回は「どうなる情報科目」というテーマでお話をします。

プログラミング必修化の流れ

2020年   小学校でプログラミング教育が必修化
2022年4月  高校で情報科目が必修化
2025年   大学入試でプログラミングが出題

2021年3月24日に「2025年大学入学共通テスト(旧センター試験)でプログラミング出題」が発表されました。

今までの共通テストは、英・国・数(数①、数②)・理・社(地・公)から5教科7科目を選択し、合計900点のテストでした。
2025年からは情報が加わり、6教科8科目になることが発表されました。

国立大学協会の方針

情報という教科が加わったとしても、情報がいらないという大学がたくさんあると、情報を追加した意味がなくなってしまいます。
それを決めるのが国立大学協会(全国の国立大学法人及び大学共同利用機関法人という一般社団法人)です。
つまり、国立大学の意向は、国立大学協会の発言によってほぼ決まってくるということです。

この国立大学協会の方針は2つの意見に分かれています。

① 必須にする
国立大学受験には情報科目が必須→国公立大学希望の方は基本的には要対応
情報の受験者数は20万人から30万人を想定
② 大学に委ねる
国立大学により対応が分かれる→受験する人があまりいないかも
情報の受験者数は1万人から5万人を想定

情報科目は必須になるだろう

2022年1月19日、時事通信社の記事では「情報の新設は、プログラミングやデータ活用などを学ぶ【情報Ⅰ】が必修科目となることを受けた」「25年に限り、浪人生向けの問題も用意される」「国立大の入試は情報が必須となる見通しで、国立大学協会が1月の総会で正式発表する」と書いてあります。

また、2022年1月18日には、経団連から「新しい時代に対応した大学教育改革の推進」というものが発表され、その中には「幅広い大学で【情報Ⅰ】を入試科目に追加」ということが記載されています。
大学は、企業に入る前の最後の学びの場ということで、そこでしっかり学んでいただかないと、優秀な人材が出てきません。
だから、経団連も大学教育に関しては非常に進言をしています。
情報科目が入試科目に追加されることはほぼ間違いないでしょう。