今回は「将来なりたい職業は決めなくて良い」という話をします。

子どもが触れる職業はごく一部

小学校の頃に「将来の夢」という題材で作文を書くという課題で困った経験はありませんか。
高校受験の進路相談のときに将来やりたいことが決まっておらず、罪悪感や焦りを感じた人も多いでしょう。
そういうことを自分の子どもにやっていませんか?

時代が変われば求められるスキルも変わり、求められるスキルも変われば教育も変わります。
私たち親世代は、時代の流れを見て子どもたちと接していかなければいけません。

子どもの段階で触れる職業は、小売店、美容師、学校の先生、医者など、一部の職業に限られます。
つまり、そんな狭い選択肢において、自分がやりたいことを見つけられる人はごく僅かです。

将来なりたい職業を無理に決める必要はない

私は、今回あえて断言します。
「将来なりたい職業は、子どものうちから無理に決めなくてもいい」ということです。

好きなこと・やりたいことを見つけるなと言っているわけではありません。
自分が好きなことや、やりたいことを見つけることは、とても幸せなことであり、生きていく上での原動力となります。

しかし、やりたいことが見つからないという子が多いのも事実です。
そのような状況下において、進路決定のタイミングで、それを無理やり決めて、その職業や業種に就かなければならないというような半強制的なやり方はリスクが大きいのです。

10年以内の49%の仕事がなくなる

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が発表した論文には「日本の49%の職業が機械や人工知能に代替可能だ」と書かれています。
未来の経済や、職業事情のニュースが様々なところで話題になっているのは、多くの人がすでにご存知でしょう。

また、ビル・ゲイツも「特に大したスキルを必要としない仕事は、次の20年でどんどん少なくなる。
でも、まだ、誰も心の準備ができていないように感じる」と言っています。
各界の著名人らが「AI化による仕事の未来」を語っています。

AIなどの機械による仕事の代替が、コロナ禍によってさらに加速度を上げて進んでいます。
そういった中で、将来なりたい職業を決めたとしても、そのうちの半分の職業にはなれないということなのです。

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