今回は、マルチタスクについてのお話です。
マルチタスクは効率が良いのでしょうか、悪いのでしょうか。

マルチタスクとは?

マルチタスクとは、2つ以上のことを同時に行うことです。
例えば、音楽を聴きながら勉強をしたり、テレビを見ながら読書をしたりすることです。
仕事や勉強のように集中力を必要とする2つのことを並行することは、非常に効率が悪いということが、様々な研究で発表されています。

ちなみに、心地の良い音楽を流すことは、効率が上がると思っている方も多いと思います。
しかし、研究では、どんな音楽をかけても生産性は上がらなかったそうです。

マルチタスク=悪!?

世界的ベストセラーとなった『SINGLE TASK 一点集中術』という本があります。
そういうところから「マルチタスクはいけないよ」という認識が広まっています。

昔は、シングルタスク、マルチタスクということはあまり言われていませんでした。
しかし、環境が大きく変化したことによって、現代の私たちはマルチタスクをしてしまいがちな環境に置かれているのです。

現代は、膨大な情報が常に届けられます。
この膨大な情報の誘惑に流されて、私たちはマルチタスクをしてしまいがちです。
例えば、勉強中にTwitterの通知がきてスマホを見てしまったり、仕事中にお客さんからのメールがきて開いてしまったり。
常に飛んでくる情報が気になってしまって、どうしてもマルチタスクになってしまうのです。

実験「マルチタスクで効率は上がるのか」

実験①

  • 【マルチタスク派】音楽を聴いたり、スマホをいじったりしながらでも勉強ができる
  • 【シングルタスク派】音楽を聴いたり、スマホをいじったりしながらの勉強はできない

→シングルタスク派の人が約3倍も成績が良いという結果が出ました。

実験②

マルチタスクをすることで……

  • 作業効率→40%低下
  • 作業時間→50%増加
  • 作業ミス→50%増加

という結果が出ました。

2つの仕事を同時にできるマルチタスカーと呼ばれている人は、1~2%しかいないそうです。
つまり、ほとんどの人は、マルチタスクで同時に仕事をしているように見せて、集中力を分散させて切り替えてやっているというだけなんです。
結果的に、それが効率を落としてしまっているということです。

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