前回に引き続き「ペンとノートでメモをとることで記憶力の定着が図れる」その理由についてお話しします。

脳が活性化する

ノルウェーの科学技術大学の研究チームが、平均11,8歳の学童12名と、平均23,5歳の若者12名の被験者を対象に、
スクリーンに表示された文字を手書きしているときとキーボードでタイピングしているときの脳の電気的活動を追跡記録したという研究があります。
その結果、タイピングをしているときよりも手書きをしているときのほうが脳活動が活発だったということです。

発達神経心理学者の教授は「ペンと紙を使うことで、脳細胞に刺激を与えるということがすごく大事だ」と言っています。
例えば、ペンで書くときは、紙を押しつけたり、手書きした文字を見たり、手書きしている最中の音を聞いたり、それが多くの感覚を活性化させています。
つまり、ペンと紙を使うということは、見る・書く・聞くという感覚が活性化するということから、同時に脳も活性化し、記憶力の定着に繋がることが分かっています。

目標達成率が高まる

プライミング効果というものがあります。
ノートに書き写すだけで、本人の行動が変わり、目標達成率が高まるというケースは、様々な実験により立証されています。

代表的なものは、ハーバード大学が1979年に実施した研究です。
学生たちを対象に目標を持っているか、目標を紙に書き出しているか、その二つを聞きました。
目標を持っている、かつ紙に書き出したのは、たった3%でした。
そして、10年後、彼らの状況を追跡調査したところ、目標を紙に書き出していた3%の人たちは、そうしなかった人たちよりも、平均年収が約10倍も高かったということが分かりました。

カリフォルニア大学の研究者の発表によると、単に目標設定をする人と、目標を紙に書き、誰かに伝え説明する人は、達成の可能性が33%高いということが分かっています。
こういったことからも、紙に目標を書くということは非常に重要だと分かります。

仕事で提出するレポートや成果物をつくる際にはキーボードも便利ですが、勉強をする際の記憶の定着や目標達成のためには、ノートとペンを使うことが大事だということです。

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