以前「深いINPUTがないと深いOUTPUTができない」という話をしました。
それを実践していたのが灘校伝説の国語教師、橋本武先生です。
今回は、その橋本武先生がどのような授業を行ってきたのかを紹介します。

灘校を進学校に押し上げた

灘校と言えば、誰もが知っている超有名校のイメージがありますよね。
でも、橋本武先生が教える前まではそんなに有名な学校ではなかったんです。
それを一気に進学校に押し上げたのが橋本武先生です。

橋本武先生から学んだ初代生徒たち15名が東大合格。2代目は京大合格者数では日本一。
そして3代目1968年(昭和43年)に灘校はついに東大合格者数日本一という快挙を成し遂げました。

INPUTとOUTPUTを繰り返す授業

橋本武先生は国語の先生ですが、教科書は一切使わなかったんです。
普通は、3年間かけて、教科書3冊位をやりますよね。
それをやらずに『銀の匙』という1冊の小説を3年間かけて読み上げるという授業をやったんです。
普通に読んだらすぐに終わりますよね。
でも、あらゆるところに寄り道を用意しています。

例えば『銀の匙』の中で駄菓子屋が出てきます。
そしたら実際に「駄菓子を買ってこい」と実際に駄菓子屋に行かせます。
そして、それを食べさせます。
そしたら主人公の気持ちが分かります。
あと、凧をあげる内容があったら、実際に凧をつくって凧をあげるという授業をしていました。

前回、深いINPUTがないと深いOUTPUTができないという話をしましたが、
INPUTにものすごく時間をかけて深くやらせるということを延々とやり続けていたんです。
INPUTのあとはOUTPUTが必要なので、毎回、読書感想文を書くということを課していました。
つまり、INPUTとOUTPUTの繰り返しをひたすらやり続けたということです。

周りの反対を押し切ってやり続けた結果…

何の実績もない人に「教科書は使いません」「1冊の本を3年間やり続けます」と言われたらどう思いますか?
 「教科書は使わなくていいの?」と思いますよね。

当時の橋本先生はまだ実績がなかったので、そのような授業をやると行ったら、周りの先生も父兄も反対しました。
「しっかり授業を教えてくれ」「国語だから漢字を教えてくれ」と言ったのですが「自分を信じてください」とやり続けました。
その結果、東大・京大の実績を出したんです。

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